Lesson7-8 ひとり温泉

気が置けない友人と温泉に行くのは楽しいものです。
家族と行くのも、もちろん良いでしょう。

しかし、本当の温泉好きは、
もしかするとひとりで行くことが多いのかもしれません。

このページでは、ひとりで温泉地を訪れる魅力と、
ひとり客の宿選びのポイントを解説します。

思い立ったらその日に行ける気軽さ

「温泉へ行きたい!」

と思い立ってから、温泉に行く日まで、実際にはどれぐらいかかるでしょうか。

一緒に温泉に行く人を探し、
その人とお互いの日程調整をしたりすると、
数カ月先になってしまうこともあります。

しかし、その日に温泉に入りたいなら日帰りでも良いわけですし、
ゆっくりしたいなら1泊2日でひとりで行っても良いのです。

行きたい温泉地がシーズン中でなければ、
意外と当日の予約でも宿は取れるもの。

つまり、ひとりでも良ければ、
思い立ったその日に温泉に行ける
のです。

他の人たちと行くのは話し相手がいて、
それはそれで楽しいでしょう。

しかし、いつも誰かといると、そちらに気がいってしまい、
温泉や景色、食事の印象が薄くなってしまうのは否めません。

ひとりだからこそ、そのとき、その瞬間とじっくり向き合うことができ、
その分体験も濃いものになります。

ひとり温泉にふさわしい宿えらび

とは言っても、これまで2人で、またはグループで温泉地を訪れていた人が、
急にひとりで行くのはハードルが高いと感じるかもしれません。

そこでおすすめしたいのは、
今まで行ったことがある温泉に、ひとりで行ってみることです。

行ったことがある温泉だと、その温泉がひとり客向きか、
そうでないかが少しわかるでしょう。

気になる温泉宿には一度は友人や家族と行って、
下見をしておくのがおすすめです。

思い立ったらいつでも行けるように、
家からのアクセスが良いお気に入りの温泉宿を見つけておいて、
何度も利用するのも良いですね。

季節ごとに景色や料理が変わるはずですから、
何度行っても案外飽きることはないでしょう。

それでは、ひとりで温泉宿に宿泊するときの宿選びのポイントをまとめていきます。

ホームページなどの情報で見つけられない項目は、
下見のときにでもチェックしておくと良いでしょう。

食事場所

前回のレッスンでも触れましたが、
特にひとりで宿を利用するときは、
周りに気兼ねなくゆっくり食事ができる「部屋食」がおすすめ。

しかし、マンパワー不足やニオイの問題など、
さまざまな事情から、部屋食のサービスをしていない宿も少なくありません。

その場合、宿で食事をするならどうしても食事処を利用しなければならないので、
ひとり客にとっては少し気を遣ってしまいますよね。

中にはひとり利用客のことを考え、
食事処では端の方の席に案内してくれたり、
ついたてを使って目立たないようにしてくれるなど、
配慮のある宿もあります。

また、個室を用意してくれるところもありますので、
そうしたひとり利用客に対して気配りのある、
優しい宿を見つけておくと良い
でしょう。

お酒が豊富

お酒好きの人でしたら、
温泉宿ではゆっくりとお酒を楽しみたいですよね。

宿にもよりますが、ひとりで飲みきれる量でオーダーできるお酒の種類が
少ない宿が多いようです。

例えば、日本酒なら一合で注文できるのが一種類とか、
グラスワインで注文できるのは赤ワイン、白ワイン一種類ずつなど。

お酒好きの人が温泉宿を探すなら、
利き酒セットが用意されていたりと、日本酒やワインを多種類の中から選ぶことができ、
少ない量で注文できる宿を見つけておくと、物足りなさを感じずに済むでしょう。

週末もひとりで利用できる

仕事をしている人であれば、
1泊2日で温泉に行こうとしたら、
どうしても土曜日泊になってしまうことが多いです。

そのため温泉宿も、週末が一番混み合います。

週末は残念ながら、
2人以上でしか宿泊できない宿が多くなってしまいます。

そうなるとなかなかひとりで予約するのが難しくなりますが、
空室が多いときや、直前になっても部屋が空いているときは、
ひとりでも泊まれるプランを出してくれること
もあります。

旅行サイトでは出てこなくても、
直接電話して交渉するという方法もありますので、
連絡を入れてみると良いでしょう。

ひとりでも割高にならない

宿にとっては、一部屋に複数人で泊まってもらった方が、
儲けは多くなります。

そのため、普通はひとりで泊まる場合は
複数人で泊まるよりもひとり当たりの料金が割高
になってしまいます。

これは仕方のないことですので、
ひとり旅のときには諦めて割り切った方が良いでしょう。

しかし、宿の中にはひとり客に優しい価格で
提供しているところもあります。

ひとりであっても割高にならなかったり、
割高になったとしても数千円で済んだりする宿は、
ひとり客も歓迎している雰囲気が感じられます。


ひとりで温泉宿を利用するときのポイントについて解説しました。

今回説明したのは一般的な内容ですが、
人によってこだわりたい条件は異なるでしょう。

例えば、

  • 料理にはボリュームが欲しい
  • 温泉は源泉100%かけ流しがいい
  • 貸切風呂がある

などです。

自分のこだわりなども含めて宿を選んでみてください。

ここまでのLesson7では、
温泉の入浴方法やさまざまな楽しみ方について学んできました。

「すぐにでも温泉に行きたくなってきた!」という人も多くいるのではないでしょうか。

ぜひ自分にぴったりの温泉を探して、訪れてみましょう。