温泉土産
温泉に行った記念や、友人や家族のために、
温泉土産を買うのもまた温泉地めぐりの醍醐味の一つ。
温泉宿の売店などにはお土産がずらりと並びますが、
どれを買ったら良いか迷ったことはありませんか。
おすすめの温泉土産とお土産を選ぶときのポイントについて、
見てみましょう。

温泉饅頭(おんせんまんじゅう)
温泉のお土産の定番といえば、温泉饅頭。
かつて、温泉饅頭は温泉の蒸気で蒸されていましたが、
今は実際に温泉の蒸気で蒸して作るところは、
ほとんど無いようです。
しかしそれでも、温泉マークがついた饅頭は、
いかにも温泉土産という雰囲気が相手に伝わりますし、
饅頭を蒸す風景も、温泉街にはぴったりではないでしょうか。
温泉卵
その一方、温泉卵は本当に温泉や温泉の蒸気で
作っていることが多いです。
Lesson8-4で出てきた湯村温泉も、
観光客が卵を茹でる姿が見られます。
温泉卵は、必ずしも高温の温泉で茹でられるわけではなく、
温泉によっては60℃〜70℃ほどの比較的低温で
長時間茹でられることがあります。
このような低温の温泉で卵を茹でると、
黄身が固茹で、白身が半熟という、
家で作る卵とは逆の茹で卵ができあがります。
それは、黄身は低温でも固まるのに対し、
白身は高温でないと固まらないからです。
このタイプの卵は、もちろん家庭でも作ることはできます。

ところで、黒い温泉卵を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
黒い卵は、硫黄温泉で作られる温泉卵で、
硫化物の沈殿物が卵の殻についてしまうために黒くなるのです。
黒い殻を剥くと、上の写真のように
中は普通に白い卵が見えてきます。
普通の卵を茹でていますので、味が劇的に変わるわけではありませんが、
それでも硫黄の香りがほんのりとして、温泉ならではの味わい深さがあります。
黒たまごは、箱根の大桶谷温泉が有名です。
ここの黒たまごは、食べると7年寿命が延びるという
伝説があるそうですよ。
温泉水を利用したお土産
温泉水そのものを使って作られたお土産もあります。
例えば、温泉水を詰めたミネラルウォーターもその一つです。
女性に嬉しいお土産としては、
肌にスプレーする温泉水のミストや、
温泉水を使って作られた化粧水や乳液などの化粧品類。
自分の肌の症状に合わせて、選んでみてはいかがでしょうか。

湯の花
湯の花とは、温泉に含まれている成分が固まり沈殿したものですが、
温泉の温度変化や、蒸発、酸化などによってできます。
特に、硫黄泉の温泉で多くできるようです。
この湯の花を、入浴剤にして温泉土産として販売しているところがあります。
見かけたらぜひ購入して、家でも温泉気分を味わってみましょう。
ただし、硫黄成分が含まれている湯の花は、
追い焚き機能がついている浴槽を痛める可能性があるので
注意して使用してください。
最近では、インターネットで購入することができる湯の花もあるようです。
温泉土産を選ぶときの注意点
温泉土産として、お菓子などを購入するとき、
たくさんあるのでどれを買えばいいか迷うかもしれません。
そこで、特に食品類はパッケージに書かれている
「製造者」と「販売者」を確認してみてください。
販売されているお土産が、
必ずしもその温泉地で作られているとは限らないからです。
製造者はお菓子メーカーで、販売者だけが地元の会社の場合、
そのお菓子はその温泉地で作られたものではありません。
「製造者」がその温泉地のものを選ぶと良いでしょう。
もちろん、地元で作られていないお菓子が悪いというわけではありませんが
お土産を選ぶときの一つの目安として、知っておくと良いでしょう。